S.T.デュポンのデフィシリーズ。
たぶん、もっとも美しいボールペンのひとつに数えられるもの
様々なカラーがラインナップされていますが、どれも渋さ溢れる色合いで、デュポンの代名詞のライターに通じるものがあります。
これは、「チタン」と呼ばれるカラー
機械的な無機質さ、冷徹さを感じさせますが、それを抑揚のあるエンタシス的な流麗なラインでうまく調和させています。
重量もしっかりとありますので、機能美の所有、そしてそれを使って書くという楽しみを十分に意識させて、満ち足りた時間を与えてくれるペンではないでしょうか。
「デジタル化」という、手段を目的にすり替えてしまう、訳の分からない言葉が大手を振っていますが、そんなときこそ、落ち着いた心で筆記して、見つめ直してみたいことがありますね。
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