藍九谷様式の7寸皿 16oo年代中盤から後半になります。
奥のほうの山水紋は、線が太く、素朴な美しさを色濃く感じる絵です。
お家のデッサンの狂いがまた素朴さを強調します。
手前のほうの草花紋は線が繊細で、藍柿右衛門様式への過渡期ではないでしょうか。
洗練された美しさです。
双方とも余白を活かした、日本らしいバランスの良いレイアウト
奥は、輪花と陽刻、手前は、輪花と墨はじき、口紅
当時の技術をふんだんに使用した2枚です。
並べて撮してみると、よくわかりますね。
見てるだけで、ニコニコしてしまいます。
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