岩瀬製作所の螺鈿万年筆です。
螺鈿万年筆を長きに渡り手がけていた岩瀬製作所ですが、
今回、満を持して自己ブランドの万年筆を完成させました。
エボナイト軸に螺鈿の装飾を施したインク止め式
ニブは、あの久保工業所のニブを使用しています。
螺鈿の装飾は、岩瀬製作所の十八番の、貝の模様が見事につながる螺鈿です。
今回の作品は、まさに海から上がってきたことを思わせる濃淡と陰影を持った宝石のようなグリーンとブルーの共演。
二人の主役が、時にはそれぞれ主張し、また時には混じり合って優雅なステージを創り出します。
控えめに入る朱が、この艶やかでそして個性あるグリーンとブルーの仲を優しく取り持ちます。
この写真では魅力のすべてをお伝えできないことが、非常にもどかしいです。
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